どのくらい資産があれば相続税がかかるのですか?
2013年12月18日
相続税には「基礎控除」が定められており、遺産の総額がこの基礎控除額を超えて初めて相続税が発生します。
基礎控除額は
平成26年12月31日まで 5,000万円+(1,000万円×法定相続人数)
平成27年1月1日から 3,000万円+(600万円×法定相続人数)
たとえば、
遺産が6,000万円で相続人は配偶者と子供2人の場合
平成26年12月31日までは、6,000万円<5,000万円+(1,000万円×3人)=8,000万円
となり相続税はかかりませんが、
平成27年1月1日からは、6,000万円>3,000万円+(600万円×3人)=4,800万円
となり相続税がかかり、申告の必要がでてきます。
基礎控除の範囲内であれば申告の必要もありませんが、基礎控除の他にも特例などがあるため、申告することにより無税となる人も多いです。